地質学

2010年09月09日

地球の磁場が高速で入れ替わった証拠を、1500万年前の岩石から発見 このエントリーをTwitterでつぶやく このエントリーをはてなブックマークに追加 このエントリーを含むはてなブックマーク このエントリーをライブドアクリップに追加 このエントリーをYahoo!ブックマークに登録 このエントリーをDeliciousに追加

1 :おっおにぎりがほしいんだなφ ★:2010/09/07(火) 15:37:58 ID:???
地球の北磁極[地磁気のS極。方位磁針のN極が真下を向く地点]と南磁極[地磁気のN極。
方位磁針のS極が真下を向く地点]が、すさまじい速さで入れ替わる途中の瞬間が
保存されていると見られる磁性を帯びた鉱物が、1500万年前の岩石から発見された。




このような「地球磁場の逆転」は、数十万年ごとに発生しているが、通常、1回の逆転に
約4000年を要するとされている。ところが、米国ネバダ州の岩石を調査した結果、
この磁場の逆転が驚くべき高速で起こる可能性が示された。

[古地磁気学によって、地磁気の逆転が、過去360万年で11回起こったことがわかっている。
より長い期間を見ると平均して100万年に1.5回の割合で発生しているが、その割合はかなり
不規則で、たとえば白亜紀には1千万年以上にわたって逆転のない期間があったと推定されている]

磁場の逆転現象の理由についてはわかっていないが、研究者の多くは、そもそも磁場が生まれる
原因となっているもの、すなわち、回転する地球外殻における溶融鉄の対流運動に関連している
のではないかと考えている。

地磁気の高速逆転の証拠が見つかったとする報告は、これがまだ2例目だ。最初の報告は
1995年、オレゴン州にあるスティーンズ山の岩石の調査結果を基になされたが、
古地磁気学の分野で広く支持を得ることはなかった。今回、2例目の報告がなされたことで、
磁場の逆転は数千年単位でなく、数年から数百年という短期間に起こり得るとの説が強化される
可能性が出てきた。
>>2へつづく


ソース:wiredvision
http://wiredvision.jp/news/201009/2010090723.html
論文(要Log-in)
Very rapid geomagnetic field change recorded by the partial remagnetization of a lava flow
http://www.agu.org/contents/journals/ViewPapersInPress.do?journalCode=GL&sortBy=author

 

2 :おっおにぎりがほしいんだなφ ★:2010/09/07(火) 15:38:14 ID:???
>>1のつづき

今回の報告を行なったのは、カリフォルニア州ロサンゼルスにあるオクシデンタル大学の
地質学者Scott Bogue氏と、カリフォルニア州メンロパークにある米国地質調査所(USGS)の
Jonathan Glen氏だ[研究論文は後日『Geophysical Research Letters』に発表予定]。

研究チームは、ネバダ州において、保存状態の良好な一連の溶岩流地形を調査した。溶岩流は、
冷えていく過程で、その時点における磁場の方向を保存する。溶岩流の岩石の結晶の中に、
小さなコンパスの針が固定されるような形で、磁場の方向を記録するのだ。

調査の中で、ある1つの溶岩流が研究チームの注意を引いた。その溶岩流が、複雑な
磁気履歴を記録しているように思われたためだ。Bogue氏によればこの溶岩流は、
最初は冷え始めたが、1年以内に新たな溶岩流がその上にかぶさることで再び熱せられた。
新たな溶岩流は、元の溶岩流の岩石の結晶を再び磁化したが、この時、結晶が示す
磁場の方向は角度にして53度も変化していた。溶岩が冷えた速度から計算して、
このとき地球磁場の方向は、1週間に約1度ずつ変化していたことになる、とBogue氏は言う。

オレゴン州スティーンズ山の岩石に関して1995年に行なわれた調査では、1日当たり6度の
方向変化が報告されていた。これはとてつもない変化速度であるため(航海をするのに、
コンパスの向きが1日に数度も変化したとしたら一大事だ)、多くの研究者がこの報告に
異議を唱えた。

反対意見として、そもそも液状の地球外殻は、それほど速く磁場を変化させられない、
あるいは、たとえ実際にそのような変化が起こっていたとしても、地球内部の電気伝導度によって
信号が遮断されるため、地球表面で変化が観測されるはずはない、といった考えが示された。

今回のネバダ州の岩石の発見によって、このような変動が起こりうるという考えが支持される
可能性がある、とBogue氏は言う。ただしこの研究成果を全ての研究者が支持しているわけではない。
百万年に数回という逆転現象を、この岩石が短期間に2回起こった溶岩流で保存することは
偶然性が高すぎるという意見もある。

安定した磁場の逆転が最後に起こったのは78万年前のことだ。過去150年かそれ以上もの間、
地球磁場は徐々に弱まってきているため、地球はすでに次の逆転が起こるはずの時期を
過ぎており、もしかすると現在すでに逆転しつつあるのではないかと考える地質学者もいる。

ただし、B級SF映画のように、ある朝起きたら地磁気逆転で大混乱というようなことは起こらない、
とBogue氏は言う。「地球的スケールで見れば大きな現象だが、人間がリアルタイムでこの現象を
見ても、たいしたことには見えないだろう」

[地磁気は年々弱くなっており、ここ100年では約6%弱くなった。これはあと1000年足らずで
地磁気が消滅してしまうほどの減少率だが、この程度の磁場変動は過去においてもそれほど
珍しいものではないとされる。また、磁北は1831年に発見されてからしばらくはほとんど
移動していなかったが、1904年に年間約 15キロで北東方向へ移動をはじめ、現在は1年に
約64キロというスピードで移動しているとする研究結果も発表されている]

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lemegeton72 at 20:35|PermalinkComments(0)TrackBack(0)このエントリーをTwitterでつぶやく このエントリーをはてなブックマークに追加 このエントリーを含むはてなブックマーク このエントリーをYahoo!ブックマークに登録 このエントリーをDeliciousに追加

2010年08月29日

日本列島の始まりは茨城だった? 常陸太田市に、5億1100万年前カンブリア紀の日本最古の地層 このエントリーをTwitterでつぶやく このエントリーをはてなブックマークに追加 このエントリーを含むはてなブックマーク このエントリーをライブドアクリップに追加 このエントリーをYahoo!ブックマークに登録 このエントリーをDeliciousに追加

1 :おっおにぎりがほしいんだなφ ★:2010/08/18(水) 16:41:01 ID:???
茨城県常陸太田市長谷町の茂宮川最上流部にある地層が、これまでの発見から
約5百万年さかのぼって日本最古となる約5億1100万年前のカンブリア紀のものであることが、
同県日立市郷土博物館特別専門員で茨城大名誉教授(地質学)の田切美智雄さん(65)の
研究チームの分析で18日までに分かった。

これまで日本最古とされていたのは、常陸太田市の地層から北東に約8キロ離れた
日立市小木津町の約5億600万年前の地層で、同チームが2008年に発見した。
今回の調査で、日立市内に約5億700万年前の地層があることも判明。
古生代の地層が約30平方キロメートルにわたって広がっていることが分かった。

田切さんは「これほど広範囲のものは日本でほかになく、日本列島の始まりが
茨城だったと言える」と話す。さらに「日本が中国のどこにくっついていたかという議論に
決着をつける可能性もある」としている。


ソース:産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/100818/acd1008181222004-n1.htm

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lemegeton72 at 21:23|PermalinkComments(0)TrackBack(0)このエントリーをTwitterでつぶやく このエントリーをはてなブックマークに追加 このエントリーを含むはてなブックマーク このエントリーをYahoo!ブックマークに登録 このエントリーをDeliciousに追加


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